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「わたしたちのウェルビーイングカード」
リサーチ・コンプレックス NTT R&D @ICC《公衆触覚伝話》 2019年
撮影:木奥恵三
「リサーチ・コンプレックス NTT R&D @ICC」は,2017年度の「オープン・スペース 2017 未来の再創造」展から開始された,NTTの研究所の先端的な取り組みをICCの展示活動の中で紹介し,未来の人間および社会に関するコンセプトを提案する場です.今年度の展示では,近年注目されている「ウェルビーイング」(その人としていきいきと生きること)の中でも,他の人とのつながりの中で生じる,「わたしたちのウェルビーイング」をいかに作り出すことができるのか,その試みを紹介します.
具体的には,「かんがえるツール」として,出展者がこれまで関連してきたウェルビーイングや触覚に関する著作を取り上げてまとめました.「つながるツール」として,触覚の伝送を通して人と人を結びつける《公衆触覚伝話》を設置しました.「はかるツール」として,それぞれの人がウェルビーイングだと感じる要因に気がつくきっかけとして《わたしたちのウェルビーイングカード》を手に取れるようにしました.これらが,触れることによる人と人がつながり,わたしたちのウェルビーイングが生みだされるプロセスについて想像するきっかけとなればと思います.(渡邊淳司)
制作:NTTコミュニケーション科学基礎研究所
全体展示企画:渡邊淳司(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)
全体体験構成:駒﨑掲(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)
展示構成協力:吉田知史(of Sheep, inc.)
デザイン協力:ホシヒカリ(of Sheep, inc.)